外出

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久々に外出。都市部へ。午前中は涼しく、快晴で非常に心地よい。人気のない学校を通りながら、用事を済ます。やはり木陰で感じる風はいいものであると再認識した。

 

この春、東京に行ったときのことである。閉じた大空間(東京国際フォーラムなど)において感じられた違和感は、風が感じられないことに起因するのだろう。もちろんダイナミックな大空間には感動を覚えたし、壁面に沿ったスロープを登ったときの興奮もあった。しかしながら、巨大空間=外・都市的スケールという私の認識と、閉じることによる空気が停滞した現実において、ズレが起きていた。これにより、一種の気持ち悪さを感じたことを思い出した。

 

この感覚は田舎で育った私にとって普通のことであると思うし、忘れてはならない感覚であると思う。問題は、それをいかにして計画にまで昇華するかである。