TL上に集まる

論文を漁っていたらここに書くことをサボってしまった。悪い癖である。習慣化するまで続けようと思っていたのだが、いつもその前に飽き性というか、他のことに心を奪われてしまうのである。飽き性なうえ、どこまでも中途半端なのだ。心の強い人間になりたい…

IT技術

初めてのzoom利用のミーティングをすることになる。私はwebカメラを持っていないので、スマートフォンをのインカメを使って顔を写すことになる。2年前のiphoneだが、ビデオ機能の画質はそこまでよくないな、ということに初めて気づいた。自分の顔は相手に縮…

モノと住宅の関係について考えてみたい その1

少し前に、モノの有り様と住宅の関係に、近代以降変化がみられることについて触れたた、と思う。近代ではまだ、身の回りをとりまくモノの数は少なく、室内に置かれるモノは限られた。ゆえに収納自体も少なかったし、室の広さも大きくなかった。それが大半の…

DIY

家族から、壁紙を張り替えるDIYをしたいとの相談を受けた。和室の砂壁がどうも鬱陶しいらしい。現状、これまでに塗り直された形跡はない。かなりボロボロである。 中古で購入した家で、住宅地に建つ木造2階建てである。3LDKで、個室2つが和室。おそらく地域…

表現と吉阪

住居学に興味のある私なので、吉阪隆正の一連の功績に注目しているのは当然だといえる。戦後の住宅事情の動向を探っていた吉阪は、工学的というよりは家政学的なアプローチをとることになった。人々の「生活」面から住宅に切り込もうとした建築家であった。 …

外出

久々に外出。都市部へ。午前中は涼しく、快晴で非常に心地よい。人気のない学校を通りながら、用事を済ます。やはり木陰で感じる風はいいものであると再認識した。 この春、東京に行ったときのことである。閉じた大空間(東京国際フォーラムなど)において感じ…

奨学金と

ここになって大学生への支援策として、給付型奨学金制度の存在が発信されるようになったそうである。いつの時代にも学生の行動力には目を瞠るものがあるというか、注意しなければならないのかなんというか、彼らを敵に回すべきではないという意思を国から少…

住居の形態

生活学4篇はとりあえず通読完了した。4巻目にあたる「住居の形態」では、それまでの3巻の研究者的観点からはやや異なり、吉阪隆正の住宅作品に関する記述が多い。コンクリートをなぜ使用するのか、また住宅作品の形態がどのようにして決定されたのかなどが綴…

教育改革?

教育格差について論じられることが増えてきたのではないだろうか。オンライン授業であったり、学校に通わなくても授業が受けられるシステムの整備が急がれているようだ。環境によって教育格差が生じるのは良いことではない、とはわかるのだが、なにか論点が…

住居の意味

自身のアウトプットの習慣化のために一日に1000文字ぐらいは書こうとしていたのだが、先日は500字程度のを一本だけ、ということになってしまった。反省。 吉阪隆正集は3巻までとりあえず読み進めた。ところどころ流しながら読んでしまっている。が、重複する…

ワイドショー

ワイドショーを流し見していると、どうもここになってウイルス再生産数の話が散見されるようになった。普段からテレビをみる癖がないので、詳しい事情はわからないのだが、テレビ番組にてこの再生産数に関して議論されてきたことはそう多くなかったのではな…

生活学4篇について

『住居の発見』『住生活の観察』『住居の意味』『住居の形態』からなる吉阪隆正集1~4巻は、生活学篇として位置づけられている。とくに前2冊に関しては、吉阪がル・コルビュジエに師事するまでに著したものから構成されており、後2冊は師事後に記述されたも…

吉阪隆正集について

吉阪隆正という人物は、ル・コルビュジエの弟子の1人として有名だと思う。「有形学」や「不連続統一体」といった独自の考えをもとに、独創的な建築物を後世にまで残していると言えるだろう。「八王子セミナーハウス」や「アテネ・フランセ」等は、今でも東京…